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乙未
ふりがな文庫
“乙未”の読み方と例文
読み方
割合
きのとひつじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きのとひつじ
(逆引き)
宇平、文吉が姫路の稲田屋で九郎右衛門と再会したのは、天保六年
乙未
(
きのとひつじ
)
の歳正月二十日であった。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ここに書くこれらの物語は、古い帳面と記憶を頼りに老人が思い出しながら話してくれたところを私がそのままに聞書したものである。
乙未
(
きのとひつじ
)
だというから
天保
(
てんぽう
)
六年の生れだろうと思う。
早耳三次捕物聞書:01 霙橋辻斬夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
建久四
癸丑
(
みずのとうし
)
年に十九なら安元元
乙未
(
きのとひつじ
)
年すなわち未歳生まれで寅歳でない、『東鑑』は偽りなしだから『異本曾我物語』は
啌
(
うそ
)
で寅歳生まれで虎と名づけたでなく寅時にでも生まれたのだろ。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
乙未(きのとひつじ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“乙未”の解説
乙未(きのとひつじ、おつぼくのひつじ、いつび)は、干支の一つ。
干支の組み合わせの32番目で、前は甲午、次は丙申である。陰陽五行では、十干の乙は陰の木、十二支の未は陰の土で、相剋(木剋土)である。
(出典:Wikipedia)
乙
常用漢字
中学
部首:⼄
1画
未
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
干支
酉
還暦
辰
辛酉
辛未
辛巳
辛卯
辛亥
辛丑
辛
納音
癸酉
癸未
癸巳
癸卯
癸亥
癸丑
癸
申
甲辰
...
“乙”で始まる語句
乙
乙女
乙姫
乙卯
乙州
乙亥
乙鳥
乙姫様
乙若
乙女椿
“乙未”のふりがなが多い著者
伊東忠太
南方熊楠
林不忘
谷崎潤一郎
森鴎外