トップ
>
下素
ふりがな文庫
“下素”の読み方と例文
読み方
割合
げす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げす
(逆引き)
選りに選つて一番安物を掴みだしてくるとは貴様の
下素
(
げす
)
根性のせゐだらう、とブツ/\叱言だか強がりだか言つてゐたさうです。
露の答
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
あんなことを口走って、あの方は、何て
下素
(
げす
)
な女であろうと、さぞ
蔑
(
さげす
)
んでいられることであろう。こうも思った。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
だが、下っ端の大衆作家に見るような
下素
(
げす
)
っぽいところは
微塵
(
みじん
)
もない。俗臭を帯びながらどこか仙骨を帯びてもいる。ちょっと矛盾した性格の人間である。
江戸川乱歩
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
下素(げす)の例文をもっと
(15作品)
見る
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
“下素”で始まる語句
下素者
下素下郎
検索の候補
素人下宿
下素者
下素下郎
素人下宿屋
“下素”のふりがなが多い著者
武田麟太郎
林不忘
鈴木三重吉
久生十蘭
平林初之輔
坂口安吾
国枝史郎