“しつぽ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
尻尾95.1%
2.4%
尾毛2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その男のいふのでは、牛程人間の役に立つものはすくない。田をたがへし、荷車をき、頭から尻尾しつぽさきまで何一つ捨てるところも無い。
冒險者アドヹンチユアラー」と、あたましつぽもない一げるやういた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
で、つたまま大揺おほゆりに身躰からだごとあみれば、矢張やつぱりれて、衣服きものだかひれだか、尾毛しつぽだか、あみなかをんな姿すがたがふら/\うごくだ。はて、へんだとはなすと、ざぶりとしづむだ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)