“尾毛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しつぽ50.0%
びもう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、つたまま大揺おほゆりに身躰からだごとあみれば、矢張やつぱりれて、衣服きものだかひれだか、尾毛しつぽだか、あみなかをんな姿すがたがふら/\うごくだ。はて、へんだとはなすと、ざぶりとしづむだ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
長い尾毛びもうは地にれんばかりであり、ただこの名馬にして、人が、凶馬きょうばそうときらう四白よつじろの脚もとが目につくが、これまた、雪を踏んでいるかのように、かえって美しい。