トップ
>
偉観
ふりがな文庫
“偉観”の読み方と例文
読み方
割合
いかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかん
(逆引き)
双欄
(
そうらん
)
を通して、欄の
袂
(
たもと
)
には、大きな
擬宝珠
(
ぎぼし
)
の太柱を建てた唐橋式の
偉観
(
いかん
)
をもって、新しき天下の大道——また文化の動脈となっていた。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
四階建ての真四角な
鉄骨貼
(
てっこつは
)
りの
煉瓦
(
れんが
)
の建物が五つ六つ押しならんでいるところは、まことに
偉観
(
いかん
)
であった。
階段
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
顧
(
かえり
)
みれば安土の城頭の
巍然
(
ぎぜん
)
たる
金碧
(
こんぺき
)
もまさに天下
布武
(
ふぶ
)
そのままの
偉観
(
いかん
)
ではあったが、やはり官兵衛の心を深くとらえたものは、この際でも、彼方に打振る一本の日の丸の扇に
如
(
し
)
くはなかった。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
偉観(いかん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“偉観”の意味
《名詞》
偉観(いかん)
見事な景色やみもの。
(出典:Wiktionary)
偉
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
観
常用漢字
小4
部首:⾒
18画
“偉”で始まる語句
偉
偉大
偉力
偉物
偉丈夫
偉人
偉業
偉方
偉者
偉躯
“偉観”のふりがなが多い著者
吉川英治
海野十三