“すゐせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水仙55.6%
推薦22.2%
翠仙22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水仙すゐせんかを浮世小路うきよこうぢに、やけざけ寸法すんぱふは、鮟鱇あんかうきもき、懷手ふところで方寸はうすんは、輪柳わやなぎいとむすぶ。むすぶもくも女帶をんなおびや、いつもうぐひす初音はつねかよひて、春待月はるまちつきこそ面白おもしろけれ。
五月より (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
わたくしを文科の教授に推薦すゐせんして下さつたので、わたくしは學課の事やら雜誌三田文學を創刊すること抔から、絶えず御意見を伺ふ爲め、電話でお話もするし
鴎外記念館のこと (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)
つまをおさいといひ、俳名を翠仙すゐせんといふ、夫婦ともに俳諧をよく文雅ぶんがこのめり。此柏筵はくえんが日記のやうに書残かきのこしたるおいたのしみといふ随筆ずゐひつあり。