“すいせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
推薦53.3%
水仙40.0%
垂涎3.3%
翠扇3.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
政府はこれを任命しないとしても、これを推薦すいせんするのであるから自分の国民をはずかしめるような人を出すはずはない。
真の愛国心 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
「そうだ、ぼくらは偉大いだいな首領をいただいて幸福だ、ぼくはいまドノバン君を大統領に推薦すいせんしたいと思う」
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
旅人たびびとは、みちばたに水仙すいせんはなゆめのようにいているのをました。
島の暮れ方の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しもあさ水仙すいせんつくばな格子門かうしもんそとよりさしきしものありけり
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
しかもそれは、この甲府城の宝物中でも、代表的なもので、つては、将軍の台覧にも供え、元禄年中の城主柳沢吉保やなぎさわよしやすも、垂涎すいせんかなかったといわれる——土佐光吉とさみつよしの歌仙図に近衛信尹このえのぶたださんのある——紙数にすればわずか十二、三枚の薄いじょうだった。
夏虫行燈 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
踊りの方は市川猿之助が主役、女の方の主役は、堀越実子じつこ——市川翠扇すいせんという女優の名で出演し、七人ななたり舞女ぶじょは、そのころの新橋七人組といわれた、小夜子さよこ老松おいまつ秀千代ひでちよ、太郎、音丸おとまる栄竜えいりゅう、たちだ。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)