“よだれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
97.5%
垂涎1.3%
涎液0.6%
0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よだれを垂らさんばかりにして、子供の砂いじりをながめていた道庵を、子供たちは相手にしないから、道庵がまた首を突込んで、
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そこからしばらく、がくがくと動いている教師の顎を眺め、眺めているうちに彼のだらしない唇のすみからはよだれが垂れ落ちた。
白い壁 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
ヘクトーは元気なさそうに尻尾しっぽを垂れて、私の方へ背中を向けていた。手水鉢を離れた時、私は彼の口から流れる垂涎よだれを見た。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「え」と云いながら顔を上げた独仙君の山羊髯やぎひげを伝わって垂涎よだれが一筋長々と流れて、蝸牛かたつむりの這ったあとのように歴然と光っている。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
傳染病が出來てからは、嚴しく食物の注意をされてゐた私は、赤く熟れて甘い汁の多さうな柿の實を手に取ると、口から涎液よだれが垂れてならなかつた。
避病院 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
巻之一、よだれ先生伝、鼠の芸尽し。
春水と三馬 (新字新仮名) / 桑木厳翼(著)