涎液よだれ)” の例文
傳染病が出來てからは、嚴しく食物の注意をされてゐた私は、赤く熟れて甘い汁の多さうな柿の實を手に取ると、口から涎液よだれが垂れてならなかつた。
避病院 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)