“ツバ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:つば
語句割合
20.0%
20.0%
20.0%
委曲20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然れども、愛しき我が那邇勢ナニセの命、入り来ませる事、かしこければ、還りなんを、先ずツバらかに黄泉神ヨモツカミ相論アゲツラわん、我をな見給いそ。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
二人は時々、雷光をみるやうに、怖いとも怖くないとも分らない視線を送つてはまた、ツバを吐く時のやうにペツと視線から飛びのいた。
分らないもの (新字旧仮名) / 中原中也(著)
山の背にツバらにつゞく 吉野の町。水分宮ミクマリグウをくだりつゝ 見ゆ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
日中しづけく 委曲ツバらに聞ゆ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
水かれし泉水のふちにあつまりて、鯉の あぎとふ音 ツバらなり
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)