“寨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりで56.3%
さい37.5%
やま6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この図に乗せてと、周瑜は、南郡へ攻略をすすめ、五ヵ所のとりでを粉砕して、いまやそこの南郡城に肉迫して陣を取った日であった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「それッ、包囲せよ」と、五さいの備えは、ここに初めて行動を起して、許褚の一隊を捕捉せんものと、引っ包んで、天地をゆるがした。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところが、その戴宗を金沙灘きんさたん埠頭ふとうに見送って、やまの一同、元の宴席へもどって酒くみかわしているうちに、軍師呉用が、はっとした色で、なに思い出したか
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)