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地辷
ふりがな文庫
“地辷”の読み方と例文
読み方
割合
じすべ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じすべ
(逆引き)
ところが、その後明暦三年になると、この地峡に
地辷
(
じすべ
)
りが起って、とうにそのときは土化してしまっている屍の層が
露
(
む
)
き出しにされた。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
恐ろしい
地辷
(
じすべ
)
りあり、恐ろしい地震があり、深い心の底には燃ゆる火もあり、
沸
(
わ
)
く水もあり、
清
(
すず
)
しい命の水もあり、
燃
(
も
)
せば力の黒金剛石の石炭もあり
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
具体的に云えば
地辷
(
じすべ
)
り等がある限界内に止まれば、それだけにて止むも、少しにてもこれを超ゆれば他の弱点の破壊を誘起して更に大なる変動を起す事もあるべく
自然現象の予報
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
地辷(じすべ)の例文をもっと
(6作品)
見る
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
辷
漢検1級
部首:⾡
5画
“地”で始まる語句
地
地面
地方
地上
地獄
地震
地下
地主
地平線
地味
“地辷”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
大下藤次郎
小栗虫太郎
徳冨蘆花
北原白秋
寺田寅彦