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垂死
ふりがな文庫
“垂死”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すゐし
50.0%
すいし
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すゐし
(逆引き)
兎に角、
垂死
(
すゐし
)
の芭蕉の顔に、云ひやうのない不快を感じた其角は、
殆
(
ほとんど
)
何の悲しみもなく、その紫がかつたうすい唇に、
一刷毛
(
ひとはけ
)
の水を塗るや否や、顔をしかめて引き下つた。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
厨
(
くりや
)
の口に横はるは
垂死
(
すゐし
)
の
女
(
をんな
)
か
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
垂死(すゐし)の例文をもっと
(3作品)
見る
すいし
(逆引き)
僕はその新聞記者が近く渡米するのを口実にし、
垂死
(
すいし
)
の僕の父を残したまま、築地の或待合へ出かけて行った。
点鬼簿
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
が、その姿に眼をやると、彼女の顔は不思議にも、
眉目
(
びもく
)
の形こそ変らないが、
垂死
(
すいし
)
の老婆と同じ事であった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
垂死(すいし)の例文をもっと
(3作品)
見る
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“垂”で始まる語句
垂
垂下
垂木
垂々
垂井
垂涎
垂髪
垂氷
垂簾
垂水
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野垂死
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