有明うみょう)” の例文
そしてじっと木蔭の中に沈みこんでいる武蔵の眸には、無明むみょうの道と、有明うみょうの道とが、みだれた頭のうちにも、かすかにわかっていた。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
洛内洛外の寺院の鐘が、いんいんと、無明むみょうから有明うみょうのさかいへ鳴っていた。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「でも、私には、生れながら有明うみょうの道はなかったんです」
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)