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夜霞
ふりがな文庫
“夜霞”の読み方と例文
読み方
割合
よがすみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よがすみ
(逆引き)
研
(
と
)
がれてきた夕月の下は、
藍
(
あお
)
いあおい
夜霞
(
よがすみ
)
だった。その遠くのほうで、木工助じじが歌うらしい、子守うたが聞こえていた。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夜霞
(
よがすみ
)
のあるせいか、江戸川の
窪
(
くぼ
)
の向うに、いつもは近く見える
矢来
(
やらい
)
の
天文櫓
(
てんもんやぐら
)
の灯が、今夜は、海のあなたほど遠く見える。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
月はあるが、
月食
(
げっしょく
)
のような春のよい——たちこめている
夜霞
(
よがすみ
)
に、家も
灯
(
ともしび
)
も野も水も、おぼろおぼろとした夜であった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夜霞(よがすみ)の例文をもっと
(10作品)
見る
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
霞
漢検準1級
部首:⾬
17画
“夜”で始まる語句
夜
夜半
夜更
夜中
夜叉
夜具
夜鷹
夜寒
夜明
夜業