“冬霞”の読み方と例文
読み方割合
ふゆがすみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白堊はくあの御宝蔵、西丸、山吹丸やまぶきまる出丸廓でまるぐるわなどの狭間はざまが高く見えるほかは、諸門殿閣、みな樹林の底に埋ずまって、その上は模糊たる冬霞ふゆがすみのうっすらと流れているのが
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
冬霞ふゆがすみして昆陽こやの池ありとのみ
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)