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のっぱら
ふりがな文庫
“のっぱら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
野原
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野原
(逆引き)
幅三十町、長さ五十町ほどの荒れ
野原
(
のっぱら
)
の一部分だった。萩と
茅
(
かや
)
と
野茨
(
のいばら
)
ばかりの
枯
(
か
)
れ
叢
(
くさ
)
の中に、
寿命
(
じゅみょう
)
を尽くして枯れ朽ちた大木を混ぜて、発育のいい大葉柏が
斑
(
まば
)
らに散在していた。
熊の出る開墾地
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
何とかいったな、あの
言種
(
いいぐさ
)
は。——宴会前で腹のすいた
野原
(
のっぱら
)
では、見るからに
唾
(
つば
)
を飲まざるを得ない。薄皮で、肉
充満
(
いっぱい
)
という白いのが、
妾
(
めかけ
)
だろう、妾に違いない。あの、とろりと色気のある工合がよ。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
のっぱら(野原)の例文をもっと
(2作品)
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