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昇華
ふりがな文庫
“昇華”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうか
87.5%
しようくわ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうか
(逆引き)
今までいつも、失敗への
危惧
(
きぐ
)
から努力を
抛棄
(
ほうき
)
していた渠が、骨折り損を
厭
(
いと
)
わないところにまで
昇華
(
しょうか
)
されてきたのである。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
九時二十分頃、呂昇が出て来て
金屏風
(
きんびょうぶ
)
の前の
見台
(
けんだい
)
に
低頭
(
ていとう
)
した。
連
(
つ
)
れ
弾
(
びき
)
は弟子の
昇華
(
しょうか
)
。二人共時候にふさわしい白地に太い
黒横縞
(
くろよこしま
)
段だらの
肩衣
(
かたぎぬ
)
を着て居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
昇華(しょうか)の例文をもっと
(7作品)
見る
しようくわ
(逆引き)
緋縮緬
(
ひぢりめん
)
の腰卷一つになつて、裸體になつた女の立ち姿、それは全身水に光つて人魚さながらの美女、蒼白い顏、肩に流るゝ黒髮、——それは凄艶にも、
昇華
(
しようくわ
)
し去りさうな美しい姿です。
銭形平次捕物控:321 橋場の人魚
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
昇華(しようくわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
昇
常用漢字
中学
部首:⽇
8画
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
“昇”で始まる語句
昇
昇降機
昇汞
昇降
昇降口
昇汞水
昇進
昇口
昇天
昇殿
“昇華”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
中島敦
吉川英治
岡本かの子
中谷宇吉郎
野村胡堂