“昇汞水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうこうすい81.8%
しようこうすゐ18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし先生の鍛錬にはいつも敬意を感じている。先生は或時博物学教室へ行き、そこにあったコップの昇汞水(しょうこうすい)を水と思って飲み干してしまった。
本所両国 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
死屍室(しししつ)から出て来た伝染病科長は、廊下に据付(すえつ)けの桃色の昇汞水(しょうこうすい)の入った手洗の中に両手を漬(つ)けながら独り言を云った。そこへ細菌科長が通りかかった。
蠅 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかし先生の鍛煉(たんれん)にはいつも敬意を感じてゐる。先生は或時博物学教室へ行(ゆ)き、そこにあつたコツプの昇汞水(しようこうすゐ)を水と思つて飲み干(ほ)してしまつた。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
さうして醫員がタオルで手を拭つてゐるところへ、昇汞水(しようこうすゐ)に浸した脱脂綿を持つて來た。
嘘をつく日 (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)