“しょうこうすい”の漢字の書き方と例文
語句割合
昇汞水100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひどいのになると一日に五六度オキシフルか、昇汞水で手を消毒しないと、落付いて仕事が出来ぬというようなのがある。悪いことではないがうるさい。
良人教育十四種 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
昇汞水に手を浸しそれを叮嚀に拭いた学校医は、椅子にふんぞりかえるとその顎で子供を呼んだ。素っ裸の子供は見るからに身体を硬直させて医師の前に立った。
白い壁 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
彼女はそのとき急に、いつも自分のまわりにぎつけていた昇汞水やクレゾオルの匂の代りに、車内に漂っている人いきれや煙草のにおいを胸苦しい位に感じ出した。
菜穂子 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)