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昇殿
ふりがな文庫
“昇殿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうでん
75.0%
しようでん
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうでん
(逆引き)
けれどどういうものか、あまり
位
(
くらい
)
が
進
(
すす
)
まないで、いつまでもただの
近衛
(
このえ
)
の
武士
(
ぶし
)
で、
昇殿
(
しょうでん
)
といって、
御殿
(
ごてん
)
の上に
上
(
のぼ
)
ることを
許
(
ゆる
)
されませんでした。それである
時
(
とき
)
鵺
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
さきに、
昇殿
(
しょうでん
)
をゆるされ、
位記
(
いき
)
では、途上の
牛車
(
くるま
)
もはばかりない身分である。ふっくらと、ふくら雀のように袖をひらいて、彼は牛車の中であぐらしていた。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
昇殿(しょうでん)の例文をもっと
(3作品)
見る
しようでん
(逆引き)
至極
(
しごく
)
上手の女にあらざれば此おはたやを
建
(
たつ
)
る事なければ、
他
(
た
)
の
婦女
(
ふぢよ
)
らがこれを
羨
(
うらやむ
)
事、
比諭
(
たとへ
)
ば
階下
(
かいか
)
にありて
昇殿
(
しようでん
)
の
位
(
くらゐ
)
をうらやむがごとし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
昇殿(しようでん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“昇殿”の意味
《名詞》
昇殿(しょうでん)
かつての公家で許されて清涼殿南東の殿上に昇ること。五位以上のものと六位の蔵人が許された。
神社の社殿に許されて入ること。
(出典:Wiktionary)
“昇殿”の解説
昇殿(しょうでん)とは、平安時代以降の日本の朝廷において、内裏清涼殿の南廂にある殿上の間に昇ることを許すことである。
昇殿による身分体系の制度を昇殿制(しょうでんせい)という。
(出典:Wikipedia)
昇
常用漢字
中学
部首:⽇
8画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“昇”で始まる語句
昇
昇降機
昇汞
昇降
昇降口
昇汞水
昇華
昇進
昇口
昇天
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