鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
旗本退屈男:03 第三話 後の旗本退屈男 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
鸚鵡:『白鳳』第二部 (新字旧仮名) / 神西清(著)
銭形平次捕物控:086 縁結び (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
それが眠られぬ一夜を過したせいか少し面やつれして、凄艶でさえあった。
現代語訳 平家物語:12 第十二巻 (新字新仮名) / 作者不詳(著)
歌麿懺悔:江戸名人伝 (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
なかなか凄艶な感じに見せる。
キャラコさん:01 社交室 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「…………」うなずいて、身を隠そうとした時、髪をくるんでいた手拭が、サッと風に飛んで、女の白い顔が凄艶にむきだされた。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それが眼に見えぬほむらとなって、櫛まきお藤の凄艶な立ち姿を蒼白いたそがれのなかに浮き出している。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
まさしくそれは声の上に出さぬ凄艶な笑いだった。深く心に期して待ちうけてでもいたかのように突然門七がにっと笑うと、千之介の鼻先に突き出したものはその左片袖である。
そして、こっちから中の様子を明らかに見なおすことができたように、お千絵のほうからも、凄艶なお綱の顔を見たであろう。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ぶきみにぼうっとあかりさす短檠を片手にかざして、降りしきる雪の庭にたたずみ立った名人右門の姿は、さっそうというよりむしろ凄艶でした。いや、凄艶であるべきが当然です。
右門捕物帖:20 千柿の鍔 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
この凄艶なる女は眼をつり上げ、血相を変えて怒っていた。
三悪人物語:忍術千一夜 第二話 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここにいっそうの凄艶みと壮絶みとをそのページの上に加えることとなりました。
右門捕物帖:10 耳のない浪人 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
旗本退屈男:03 第三話 後の旗本退屈男 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
旗本退屈男:04 第四話 京へ上った退屈男 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
磔柱をうしろ背にすッくと仁王立ちに突ッ立った凄艶きわまりないその姿に、采配振っていた片われ二人が、ぎょッと身じろぎしながら鯉口切ったところへ、気色ばみつつ走りつけて来たのは
旗本退屈男:04 第四話 京へ上った退屈男 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
女は答えるかわりにやや凄艶な顔つきで、にたにたと笑いました。
右門捕物帖:05 笛の秘密 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
しいていうなら凄艶無比な一個の生きているものだった。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)