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緋寒桜
ふりがな文庫
“緋寒桜”の読み方と例文
読み方
割合
ひかんざくら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひかんざくら
(逆引き)
湖水、教会堂、
凄艶
(
せいえん
)
な
緋寒桜
(
ひかんざくら
)
、
爆竹
(
ばくちく
)
の音、むせるやうな高原の匂ひ、ゆき子は瞼に仏印の景観を浮べ、
郷愁
(
きやうしう
)
にかられてゆくと、くつくつとせぐりあげるやうに涙を流してゐた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
さてこの桜の名は何んというかと言うとそれは
緋寒桜
(
ひかんざくら
)
と呼ぶもんだ。またあるいは
寒緋桜
(
かんひざくら
)
ともいわれている。元来この桜は何処の産かと言うとこれは台湾の山に生じている者である。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
緋寒桜(ひかんざくら)の例文をもっと
(2作品)
見る
緋
漢検準1級
部首:⽷
14画
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
桜
常用漢字
小5
部首:⽊
10画
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牧野富太郎
林芙美子