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緋桜
ふりがな文庫
“緋桜”の読み方と例文
読み方
割合
ひざくら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひざくら
(逆引き)
鎌倉時代から室町の頃にかけては、前期の女性を
緋桜
(
ひざくら
)
、または藤の花にたとうれば、梅の
芳
(
かんば
)
しさと、山桜の、無情を観じた
風情
(
ふぜい
)
を見出すことが出来る。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
……雪の下を流るる血は、人知らぬ
篝
(
かがり
)
に燃ゆる。たとえば白魚に
緋桜
(
ひざくら
)
のこぼるるごとく。——
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひとたび、花和尚がこう
呻
(
うな
)
ると、たちまちその満面も、背の
文身
(
ほりもの
)
の
緋桜
(
ひざくら
)
のようになる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
緋桜(ひざくら)の例文をもっと
(6作品)
見る
緋
漢検準1級
部首:⽷
14画
桜
常用漢字
小5
部首:⽊
10画
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