“冒涜”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぼうとく88.8%
ばうとく9.0%
けが1.1%
ばうどく1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“冒涜”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 工芸 > 工芸25.0%
文学 > フランス文学 > 小説 物語23.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
実は無宿浮浪の徒でもあろうかと思われるにも拘らず、その途中、この冒涜ぼうとく極まる浮浪者を取締る機関が届かないのは
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
もし誠実な心にしてそれに気づいたならば、そういうふうに理想を冒涜ぼうとくすることをどんなにか苦しむに違いない!……
八五郎の説明は途方もないものでしたが、この冒涜ばうとく行爲も、相手が確かに男とわかつて、平次の神經を痛める程の事件でもありません。
家康を神樣扱ひにした時代、お墨附冒涜ばうとくは恐ろしいタブーだつたことはいまさら言ふまでもありません。
その夜豹一が母を冒涜けがされたことは、今まで自分ひとりのものであると思っていた母がもはやそうでなくなったという感傷に彼を陥れたが、同時にまた、それは性的なものへの根強い嫌悪をひそかに彼の心に植えつけてしまったのである。
(新字新仮名) / 織田作之助(著)
數日前に、私は、あの方の手から俸給を受け取るより外に、あの方に對してすることは何も無いと云つたであらうか? 雇主としてより外の見方で、あの方のことを考へてはいけないと自分に命じたであらうか? 自然に對する冒涜ばうどくだ! 私の持つてゐる、あらゆる善良な、眞實な、活々いき/\とした感情が、前後の考へもなくあの方を取卷いて集つてゐる。