“ばうとく”の漢字の書き方と例文
語句割合
冒涜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懷ろに突張る十手を、そつと後ろの方に廻したのも、職業意識がこの清らかな娘の死を冒涜ばうとくしはしないかと——平次らしいたしなみがさせたさゝやかな仕草でせう。
家康を神樣扱ひにした時代、お墨附冒涜ばうとくは恐ろしいタブーだつたことはいまさら言ふまでもありません。
三輪の萬七はそれを直してもやらなかつたやうで、それはひどく冒涜ばうとく的にさへ見えるのです。