“正元”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうげん50.0%
まさもと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところでこれより足かけ三年前、正元しょうげん元年に、為家は二度後嵯峨院の院宣によって撰集すべき旨を承っていたが、弘長二年になって、急に基家・家良・行家・光俊の四人が撰者に加えられた。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
そこで先代の河内守正元まさもとが、菩提所の地続きに清法院を建て、松室氏は鶴心尼かくしんにとなのってその庵主あんしゅとなった。さえはその鶴心尼をたよって清法院に入ったのである。
滝口 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)