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賜酒
ふりがな文庫
“賜酒”の読み方と例文
読み方
割合
ししゅ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ししゅ
(逆引き)
だが、護国寺宝塔院のさいごの夜も無事に終了して、
賜酒
(
ししゅ
)
の酔いを頬に、諸人と共に彼もこの晩だけは、自分の宿所へさがってきた。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、後醍醐のご記憶にも、彼の特有な人間臭が、忘れえぬものとしておありらしく、
謁見
(
えっけん
)
の庭、夜の
賜酒
(
ししゅ
)
にも、道誉は加えられていた。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
颯爽
(
さっそう
)
と馬上にゆられ、その従者たちも、きょうは
賜酒
(
ししゅ
)
の酔に、華やいでいるはずなのに、
悄然
(
しょうぜん
)
と、その光秀は、
徒歩
(
かち
)
で来る。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
賜酒(ししゅ)の例文をもっと
(8作品)
見る
賜
常用漢字
中学
部首:⾙
15画
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
“賜”で始まる語句
賜
賜物
賜暇
賜餐
賜謁
賜宴
賜氷
賜盃
賜緋魚袋
賜姓