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訊
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たゞ
ふりがな文庫
“
訊
(
たゞ
)” の例文
どうしても云はなけれや、あたしは、お前をかへす前に、旦那様と、是守とに、事実を
訊
(
たゞ
)
してみるから……。
秘密の代償
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
尤もこれは一つには、
何故
(
なぜ
)
かこの上問ひ
訊
(
たゞ
)
すのが惡いやうな、氣咎めが致したからでもございます。——
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「私達の兄弟は、今ではこの国旗のために戦つてゐるのぢやありませんか、それも
原因
(
もと
)
はと
訊
(
たゞ
)
せば、お前さんの国が火元なんぢやありませんか。それに、それに……」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
猶お御老中方に長二郎を初め其の
他
(
た
)
関係
(
かゝりあい
)
の者の身分行状、並に此の事件の手続等を
悉
(
くわ
)
しくお
訊
(
たゞ
)
しになりましたから、御老中方から明細に
言上
(
ごんじょう
)
いたされました処、成程
半右衞門
(
はんえもん
)
妻柳なる者は
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
これも伍助に問ひ
訊
(
たゞ
)
しましたが
銭形平次捕物控:198 狼の牙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
尤もこれは一つには、何故かこの上問ひ
訊
(
たゞ
)
すのが悪いやうな、気咎めが致したからでもございます。——
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
婦人記者は美しい声で、この文人がボストンに来た用向きから、その最近の
作物
(
さくぶつ
)
や
生活方
(
くらしかた
)
迄こまめに
聞
(
き
)
き
訊
(
たゞ
)
した。リレエは丁寧に一々それに返辞をした。すると、最後に婦人記者は訊いた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
訊
漢検準1級
部首:⾔
10画
“訊”を含む語句
訊問
問訊
御訊
訊糺
訊問者
訊尋
聞訊
訊入
訊返
訊斷
訊問室
訊合
訊出
不審訊問
神訊
相訊
旅客訊問
御訊問
対質訊問
十字火訊問