“乃舅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おとっさん33.3%
しゅうと33.3%
だいきゅう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両親並びて、五六歳の男児おのこの父の膝にりたるは、武男が幼きころの紀念なり。カビネの一人ひとりうつしの軍服なるは乃舅しゅうと片岡中将なり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
副官のきずは重かりしが、中将は微傷だも負わざりき。武男は図らずして乃舅だいきゅうを救えるなり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)