“国舅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こっきゅう80.0%
こくきゅう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おかすものと見て、一時に憤激したものでしょう。……や、や? ……国舅こっきゅう、あなたは何故、わたくしの言を聞いて泣かれるのですか
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その推移をながめながら、怏々おうおうと、ひと知れず心を苦しめていたひとは、この国舅こっきゅうとよばるる車騎将軍——董承とうじょうであった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
魏国公ぎこくこう徐輝祖じょきそ、獄に下さるれども屈せず、諸武臣皆帰附すれども、輝祖始終しじゅう帝をいただくの意無し。帝おおいに怒れども、元勲国舅こくきゅうたるを以てちゅうするあたわず、爵を削って之を私第していに幽するのみ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)