“淡河”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうご66.7%
あがう16.7%
おごう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとたび三木城の反転がつたわると、神吉、梶原、淡河おうご、衣笠、長井などの小城小城に拠る諸豪も、きびすを継いで、これに呼応して
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天文二十年に播磨國淡河あがうの城に生れ、永祿八年に十五歳で、同國姫山の城主黒田官兵衞孝高よしたかに仕へ、永祿十一年に孝高の嫡子松壽が生れてから、若殿附にせられた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
「いや、楠木が暴れ出よう、追討ちかけよう。また寄手よせての十二大将、阿曾あそ、金沢、大仏、淡河おごう、二階堂道蘊どううんなどは、みな北条歴々の大将ゆえ、指令に従わぬとでもいうおそれか」
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)