“ひょうじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
評定74.1%
表情20.4%
平調3.7%
氷上1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いねは子供たちに向って皆で好きな名をつけてくれといった。そういわれる前から子供たちは名つけの評定ひょうじょうでやかましかった。
(新字新仮名) / 壺井栄(著)
おみちはむすめのような顔いろでまだぼんやりしたようにすわっていた。それは嘉吉がおみちを知ってからわずかに二だけ見た表情ひょうじょうであった。
十六日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
世界もちょうど——平調ひょうじょうから盤渉にめぐるの時——心ありや、心なしや、この音色。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
黒影こくえいが一つ、また一つ、氷上ひょうじょうにとびだしてゆく。
大空魔艦 (新字新仮名) / 海野十三(著)