平調ひょうじょう)” の例文
そうして、仮りに平調ひょうじょうを以て宮音きゅうおんとすれば、都節音階は次のような構造をもっている。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
世界もちょうど——平調ひょうじょうから盤渉にめぐるの時——心ありや、心なしや、この音色。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)