“大卷”の読み方と例文
新字:大巻
読み方割合
おほまき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何故(なぜ)今日(けふ)は遊(あそ)ばないのだらう、お前(まへ)何(なに)か小言(こごと)を言(い)はれたのか、大卷(おほまき)さんと喧嘩(けんくわ)でもしたのでは無(な)いか、と子供(こども)らしい事(こと)を問(と)はれて答(こた)へは何(なん)と顏(かほ)の赤(あから)むばかり
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
女子衆達(をんなしゆたち)にあと/\まで羨(うらや)まれしも必竟(ひつきやう)は姉(あね)さまの威光(いくわう)ぞかし、我(わ)れ寮住居(りようずまい)に人(ひと)の留守居(るすい)はしたりとも姉(あね)は大黒屋(だいこくや)の大卷(おほまき)、長吉風情(ちやうきちふぜい)に負(ひ)けを取(と)るべき身(み)にもあらず
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
心意氣氣(こゝろいきゝ)に入(い)らねば姉(あね)さま嫌(きら)ひてお受(う)けはせざりしが、彼(あ)の方(かた)とても世(よ)には名高(なだか)きお人(ひと)と遣手衆(やりてしゆ)の言(い)はれし、嘘(うそ)ならば聞(き)いて見(み)よ、大黒(だいこく)やに大卷(おほまき)の居(い)ずば彼(あ)の樓(いゑ)は闇(やみ)とかや
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)