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練子寧
景隆は
召還されしが、
黄子澄、
練子寧は之を
誅せずんば何を
以て
宗社に謝し将士を励まさんと
云いしも、帝
卒に問いたまわず。燕王は済南を囲むこと三月に至り、
遂に
下すこと
能わず。
斉泰、
黄子澄、皆
執えられ、屈せずして死す。
右副都御史練子寧、
縛されて
闕に至る。語
不遜なり。帝
大に怒って、命じて
其舌を
断らしめ、曰く、
吾周公の
成王を
輔くるに
傚わんと欲するのみと。
斉は
斉泰なり、黄は
黄子澄なり、練は
練子寧なり、
而して方は即ち
方正学なり。燕王にして功の成るや、もとより
此四人を得て
甘心せんとす。道衍は王の
心腹なり、
初よりこれを知らざるにあらず。