“斬倒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きりたお66.7%
きりた33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れからつかまえられたとか斬られたとか、あるいは奥平屋敷の溝の中に人が斬倒きりたおされて、ソレをまた上からやりついたと云うようなおお騒動。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
天命とはいいながら仁助は其の儘斬倒きりたおされる、是を見て小平は堪らんと庭の方へバラ/\逃げ出すを丹治はあとを追ってく。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
……亜歴山アレキサンドル大王はアラビヤ人を亡ぼすために、黒死病患者の屍体をかついだ人夫を連れて行って、メッカの町の辻々でその人夫を一人ずつ斬倒きりたおさせた。
悪魔祈祷書 (新字新仮名) / 夢野久作(著)