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『咸臨丸その他』
ふりがな文庫
『
咸臨丸その他
(
かんりんまるそのた
)
』
太平洋をはじめて汽船が横断したのは——といった問題を、ひと頃しきりに調べたことがあった。といったのでは、呑気とも好奇とも思われようが、いったい考証というようなものは、前後の問題から切離してみたら、まったく気狂じみたはなしである。 ところが、 …
著者
服部之総
ジャンル
歴史 > 日本史 > 日本史
ジャンル
産業 > 運輸・交通 > 海運
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
着
(
つい
)
乗
(
のっ
)
掛
(
かか
)
朝陽
(
ちょうよう
)
逗留
(
とうりゅう
)
丁度
(
ちょうど
)
踰
(
こ
)
謳歌
(
おうか
)
解纜
(
かいらん
)
蟠龍
(
はんりょう
)
白鳳
(
はくほう
)
焚
(
た
)
漸
(
ようや
)
浦賀
(
うらが
)
拿捕
(
だほ
)
所詮
(
しょせん
)
広東
(
カントン
)
夷狄
(
いてき
)
唯
(
ただ
)
呪
(
のろ
)
呑気
(
のんき
)
千歳
(
ちとせ
)
万延
(
まんえん
)