“亢旱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうかん50.0%
こうかん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亢旱かうかんにして夏に至るまで雨ふらず。百川水を減じて五穀ややしぼめり。まことに朕が不徳をて致す所なり。百姓何の罪ありてか、憔萎せうゐせる事の甚しき。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
「——龍涙りゅうるいに落つるは亢旱こうかん三年、という古言もあります。陛下、社稷しゃしょくの重きを思い給わば、何とぞ玉体をおそこね遊ばさぬように。そして努めて、士気の昂揚をご宸念しんねんあそばして下さい」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)