“服従”のいろいろな読み方と例文
旧字:服從
読み方割合
ふくじゅう80.0%
したが10.0%
まつろ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんがえてごらんなさい。命令めいれい服従ふくじゅうしかないところに、いったい、なごやかさなどというものがありましょうか。」と、あには、こたえました。
兄の声 (新字新仮名) / 小川未明(著)
官費の教育をけたかはりに、長い義務年限が纏綿つきまとつて、否でも応でも其間厳重な規則に服従したがはなければならぬ、といふことは——無論、丑松も承知して居る。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
しかればわれもひといきかぎり、天皇命の大御政に服従まつろい、天皇命の大御意おおみこころを己がこころとし、万事を皇朝廷すべらみかどまかせ奉り、さて寿尽きて身死みまからば、大物主の神慮に服従まつろい、その神の御意を己が意とし
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)