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『辛夷の花』
ふりがな文庫
『
辛夷の花
(
こぶしのはな
)
』
「春の奈良へいつて、馬酔木の花ざかりを見ようとおもつて、途中、木曾路をまはつてきたら、おもひがけず吹雪に遭ひました。……」 僕は木曾の宿屋で貰つた絵はがきにそんなことを書きながら、汽車の窓から猛烈に雪のふつてゐる木曾の谷々へたえず目をやつて …
著者
堀辰雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
甲斐
(
かひ
)
上松
(
あげまつ
)
福島
(
ふくしま
)
辛夷
(
こぶし
)