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べうたん
ふりがな文庫
“べうたん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
瓢箪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瓢箪
(逆引き)
伜は菊次郎と言つて、芝居の色子見たいな二十一の好い男、青
瓢箪
(
べうたん
)
で、鼻聲で、小唄の一つもいけて、女の子には持てるが、飯の足しになることは一つも出來ない
銭形平次捕物控:321 橋場の人魚
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
主人の弟分彌之助といふのは、二十三四の若い男ですが、青
瓢箪
(
べうたん
)
でヒヨロ長くて、ちよいと好い男ではあるにしても、皮肉で、高慢で、虚無的で、メフイスト風で、まことに扱ひ
惡
(
にく
)
い男でした。
銭形平次捕物控:222 乗合舟
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
御家人の
伊保木
(
いほき
)
金十郎樣の伜金太郎、こいつは名前が馬鹿に強さうな癖に、本人は青
瓢箪
(
べうたん
)
の大腰拔けの、柔弱野郎で——この柔弱野郎——てえのは、あつしの學で考へた名前ぢやありませんよ
銭形平次捕物控:238 恋患ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「第一番は
和泉屋
(
いづみや
)
の
伜
(
せがれ
)
嘉三郎、——
練塀小路
(
ねりべいこうぢ
)
の油屋で、名題の青
瓢箪
(
べうたん
)
」
銭形平次捕物控:238 恋患ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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