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ふくべ
ふりがな文庫
“ふくべ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
フクベ
語句
割合
瓢
64.3%
瓢箪
17.9%
瓠
3.6%
匏
3.6%
祝瓮
3.6%
胡蘆
3.6%
葫蘆
3.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瓢
(逆引き)
浪「貴方がお
誂
(
あつら
)
えだと申して
塵
(
ごみ
)
だらけの
瓢
(
ふくべ
)
を持ってまいりましたが、
彼
(
あれ
)
はお
花活
(
はないけ
)
に遊ばしましても余り
好
(
よ
)
い姿ではございません」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ふくべ(瓢)の例文をもっと
(18作品)
見る
瓢箪
(逆引き)
ちょうど
紅葉
(
もみじ
)
時分で、
王子
(
おうじ
)
の
滝
(
たき
)
の
川
(
がわ
)
へ
往
(
い
)
って
瓢箪
(
ふくべ
)
の酒を飲干して、紅葉を見に
行
(
ゆ
)
く者は、紅葉の枝へ瓢箪を附けて是を
担
(
かつ
)
ぎ、
形
(
なり
)
は黒木綿の紋付に小倉の
襠高袴
(
まちだかばかま
)
を
穿
(
は
)
いて
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ふくべ(瓢箪)の例文をもっと
(5作品)
見る
瓠
(逆引き)
「あなたの
瓠
(
ふくべ
)
」とお杉は云って、持っている瓠を見せた、「いつか預かったまま忘れていた瓠よ、お嬢さんのあがるおいしいお酒があるので、少し分けて持って来たんです」
赤ひげ診療譚:01 狂女の話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そしてその腰掛で、
瓠
(
ふくべ
)
に詰めて来た酒を飲んでいると、お杉があらわれたのだ。
赤ひげ診療譚:01 狂女の話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ふくべ(瓠)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
匏
(逆引き)
私をあの
匏
(
ふくべ
)
のような人間だと思ってもらっては困る。食用にもならず、ただぶらりとぶらさがっているあの
匏
(
ふくべ
)
のような人間——どうして私がそんな無用な人間でいられよう。
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
ふくべ(匏)の例文をもっと
(1作品)
見る
祝瓮
(逆引き)
それに応じて
磯
(
いそ
)
からは、
長羅
(
ながら
)
を先駆に立てた一団が、花壇を突き破って宮殿の方へ突撃した。不弥の宮の群衆は、再び
宵
(
よい
)
のように騒ぎ立った。松明は消えかかったまま
酒盞
(
うくは
)
や
祝瓮
(
ふくべ
)
と一緒に飛び廻った。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
ふくべ(祝瓮)の例文をもっと
(1作品)
見る
胡蘆
(逆引き)
死者の口をも
開
(
ひらか
)
しむべき
胡蘆
(
ふくべ
)
の
水入
(
みずいれ
)
。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
ふくべ(胡蘆)の例文をもっと
(1作品)
見る
葫蘆
(逆引き)
見ると今、そこを渡ってくる
驢馬
(
ろば
)
の上に、暖かそうな頭巾をかぶった老翁のすがたがある。身には狐の
皮衣
(
かわごろも
)
をまとい、酒をいれた
葫蘆
(
ふくべ
)
を、お供の童子に持たせてくる。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふくべ(葫蘆)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ふくべ”の意味
《名詞》
ふくべ【瓢、瓠、匏】
瓢箪。特に、その果実から果肉を除去し、乾燥させて作った容器。秋の季語。
まるゆうがお。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ひさご
ヒサゴ
フクベ
ひょう
ひよう
ぴょう
へう
ぺう
パカチ
ひょうたん