“祝瓮”の読み方と例文
読み方割合
ふくべ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに応じていそからは、長羅ながらを先駆に立てた一団が、花壇を突き破って宮殿の方へ突撃した。不弥の宮の群衆は、再びよいのように騒ぎ立った。松明は消えかかったまま酒盞うくは祝瓮ふくべと一緒に飛び廻った。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)