“ぴょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
22.2%
16.7%
5.6%
5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是非なく、四人は道をかえした。そして十数里も来た頃である。一ぴょうの軍馬と、颯爽たる大将が、彼方からきて呼びかけた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
袁紹は勢いに乗じて急追撃に移ったが、五里余りも来たかと思うと、突如、山峡やまかいの間から、一ぴょうの軍馬が打って出て、
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その客はおせんの馴染なじみで、四谷信濃町しなのまちに住んでゐる三十ぴょうりの國原くにはら次郎といふ者である。
赤膏薬 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
「せんせせんせ、それよりもまだ大騒動おおそうどうなんよ。米屋の竹一んは、ぬすっとにはいられたのに、なあ竹一。米一ぴょう、とられたんなあ」
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
「いかん、人間は毎日二升の水を飲むべしだ、顔回がんかいは一ぴょうの飲といったが、あれは三升入りのふくべだ、聖人は」
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
ぴょうの水は、みな十名の者の汗になってしまった。夜もやがて明け近いのではないかと思われる頃、茂助も大汗を拭いて、
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
正吉しょうきちは、選挙せんきょに一ぴょうとうじてから、社会人しゃかいじんになれたという、つよ自覚じかくをもつと同時どうじに、自然しぜん観察かんさつから、また仕事しごとのうえにもだいなる自信じしんました。
心の芽 (新字新仮名) / 小川未明(著)
呂布は、無人の境を行くごとく、袁術いずこにありやと、馳けまわっていたが、そのうちに彼方の山峡から一ぴょうの人馬が駈け出でてさっと二手にわかれ、彼の進路をさえぎったかと思うと、突然、山上から声があった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
高原の彼方に、一の雲かと見えたのが、近づくに従って、一ぴょうの軍馬と化し、敵か味方かと怪しみ見ているいとまもなく、その中から馳けあらわれた一人の大将は漆艶うるしつやのように光る真っ黒な駿馬しゅんめにうちまたがり、手に八十二斤の大青龍刀をひっさげ、袁術のまえに立ちふさがって、
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)