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こわば
ふりがな文庫
“こわば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
硬張
65.7%
強張
16.4%
剛張
4.5%
強
3.0%
固張
3.0%
硬直
3.0%
剛
1.5%
強直
1.5%
硬
1.5%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
硬張
(逆引き)
始めから
頭
(
あたま
)
の中に
硬張
(
こわば
)
つた道徳を据ゑ付けて、其道徳から逆に社会的事実を発展させ様とする程、本末を誤つた話はないと信じてゐた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
こわば(硬張)の例文をもっと
(44作品)
見る
強張
(逆引き)
とまでは言うたが、あとは
唇
(
くちびる
)
が
強張
(
こわば
)
って、例えば夢の中で
悶
(
もだ
)
え苦しむ人のように、私はただ助役の顔をジッと見つめた。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
こわば(強張)の例文をもっと
(11作品)
見る
剛張
(逆引き)
彼女の様子は
剛張
(
こわば
)
っていた。そのくせ心は
纏
(
まと
)
まりなく動いていた。
先刻
(
さっき
)
出かけようとして着換えた着物まで、
平生
(
ふだん
)
と違ったよそゆきの気持を余分に添える
媒介
(
なかだち
)
となった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
こわば(剛張)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
強
(逆引き)
お節があやしんで体にさわった時には氷より冷たく
強
(
こわば
)
ってしまって黒い眼鏡の下には大きな目が太陽を真正面に見て居た。
栄蔵の死
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
こわば(強)の例文をもっと
(2作品)
見る
固張
(逆引き)
忽ちハッと全身を
固張
(
こわば
)
らせる拍子に、一尺ばかり飛上った、そのまま
後
(
あと
)
も見ずに待合室を飛び出して行こうとする
背後
(
うしろ
)
から、何かしら巨大な、フワフワするものが抱き付いた。
オンチ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
こわば(固張)の例文をもっと
(2作品)
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硬直
(逆引き)
三越の店員に
慥
(
たし
)
かに渡したと思っていた五千八百円の指輪だ。彼女は頭の先から足の先まで、ジーンと電気でも伝ったように感じ、体が
硬直
(
こわば
)
って身動きも出来ない。
梟の眼
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
こわば(硬直)の例文をもっと
(2作品)
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剛
(逆引き)
咽喉から手が出る程欲しい金を——断らなくてはならなかった、彼等は頬を不自然に
剛
(
こわば
)
らせ、お金からそっと目を外らせた。
鋳物工場
(新字新仮名)
/
戸田豊子
(著)
こわば(剛)の例文をもっと
(1作品)
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強直
(逆引き)
重傷者は、もう舌が
強直
(
こわば
)
って来た。何か云おうとするけれど声が出ないのだ。アア、折角ここまでこぎつけたのに、一番肝腎の部分を聞くことが出来ないのか。
黄金仮面
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
こわば(強直)の例文をもっと
(1作品)
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硬
(逆引き)
(何存ぜぬことがあるものか、これはな、お雪、お前の体に使うのだ、これでその病気を
復
(
なお
)
してやる。)と
屹
(
きっ
)
と
睨
(
にら
)
んで言われましたから、私はもう舌が
硬
(
こわば
)
ってしまいましたのでございます。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こわば(硬)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
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がう
きつ
ごう
ごわ
つえ