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つえ
ふりがな文庫
“つえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
杖
93.3%
強
4.2%
剛
0.4%
梲
0.4%
津江
0.4%
笻
0.4%
筇
0.4%
策
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
杖
(逆引き)
若君のお刀は伝家の宝刀、ひとの手にふれさせていい
品
(
しな
)
ではありませぬ。また、
拙者
(
せっしゃ
)
の
杖
(
つえ
)
は
護仏
(
ごぶつ
)
の
法杖
(
ほうじょう
)
、
笈
(
おい
)
のなかは
三尊
(
さんぞん
)
の
弥陀
(
みだ
)
です。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
つえ(杖)の例文をもっと
(50作品+)
見る
強
(逆引き)
おえねえ
頓痴奇
(
とんちき
)
だ、
坊主
(
ぼうず
)
ッ
返
(
けえ
)
りの
田舎漢
(
いなかもの
)
の癖に
相場
(
そうば
)
も
天賽
(
てんさい
)
も気が
強
(
つえ
)
え、あれでもやっぱり取られるつもりじゃあねえ
中
(
うち
)
が
可笑
(
おかし
)
い。ハハハ、いい
業
(
ごう
)
ざらしだ。
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
つえ(強)の例文をもっと
(10作品)
見る
剛
(逆引き)
灰が眼に
這入
(
はえ
)
って、是アおいないと騒ぐ所へ按摩取が一人で二人の泥坊を押えて、到頭町の奉行所へ
突出
(
つきだ
)
したと云うのだが、何と
剛
(
つえ
)
い按摩取じゃアないか、是でお
前
(
めえ
)
旦那も助かり、忰も助かったゞ
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
つえ(剛)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
梲
(逆引き)
麻多智
(
またち
)
大いに怒りの
情
(
こころ
)
を起し云々、
駈
(
は
)
せ逐いてすなわち山口に至り、
梲
(
つえ
)
(杭)を標して堺の堀に置き夜刀神に告げていわく、これより以上は神の地たることを
聴
(
ゆる
)
す
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
つえ(梲)の例文をもっと
(1作品)
見る
津江
(逆引き)
愛知県ではクエはまったくなく、ガケは折々ありまたトエという地名が大分ある。西国の
津江
(
つえ
)
と同じ語がここまで来ているので、これから東へ行くと聴くことが少ないようである。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
つえ(津江)の例文をもっと
(1作品)
見る
笻
(逆引き)
世人がもしもこの如き花を賞せんとならば、天霽れし日、須らく湘南国府津西方の一駅、下曾我に下車し
笻
(
つえ
)
を曳いて徐ろに圃間を逍遥すべきダ。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
つえ(笻)の例文をもっと
(1作品)
見る
筇
(逆引き)
と、その時案内の車夫は、橋の
欄干
(
らんかん
)
から川上の方を
指
(
ゆび
)
さして、旅客の
筇
(
つえ
)
をとどめさせる。かつて私の母も橋の中央に
俥
(
くるま
)
を止めて、
頑是
(
がんぜ
)
ない私を
膝
(
ひざ
)
の上に
抱
(
だ
)
きながら
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
つえ(筇)の例文をもっと
(1作品)
見る
策
(逆引き)
中原
(
ちゅうげん
)
、また鹿を
逐
(
お
)
うて、筆を投げすてて
戎軒
(
じゅうけん
)
を事とす。縦横の
計
(
はかりごと
)
は
就
(
な
)
らざれども、
慷慨
(
こうがい
)
の志は
猶
(
な
)
お存せり。
策
(
つえ
)
を
仗
(
つ
)
いて天子に
謁
(
えっ
)
し、馬を駆って関門を
出
(
い
)
ず。
面
(新字新仮名)
/
富田常雄
(著)
つえ(策)の例文をもっと
(1作品)
見る
“つえ”の意味
《名詞》
つえ【杖、丈、枴】
歩く際に手に持って地面について歩行を助ける木や竹の棒。
頼りにしているもの。
律令制で杖罪となった罪人を打つための棒。
律令制以前に使われていた長さの単位。
弓杖の長さ。
中世の地積の単位。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
つゑ
えら
ひど
がう
きつ
こは
つよ
こわ
こわば
ごう