“戎軒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅうけん75.0%
じうけん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中原ちゅうげん、また鹿をうて、筆を投げすてて戎軒じゅうけんを事とす。縦横のはかりごとらざれども、慷慨こうがいの志はお存せり。つえいて天子にえっし、馬を駆って関門をず。
(新字新仮名) / 富田常雄(著)
たちまち経済書を廃して兵書を読み、筆を投じて戎軒じゅうけんを事とするの念を発すべし。
学問の独立 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
わしも、それ迄は奧儒者の小林榮太郎こばやしえいたらうなる先生に就いて論語や孟子の輪講などをして居たが、もうソレどころで無い、筆を投じて戎軒じうけんを事とする時節だから、只だ明けても暮れても劍術を使ふ
兵馬倥偬の人 (旧字旧仮名) / 塚原渋柿園塚原蓼洲(著)