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頓痴奇
ふりがな文庫
“頓痴奇”の読み方と例文
読み方
割合
とんちき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とんちき
(逆引き)
おえねえ
頓痴奇
(
とんちき
)
だ、
坊主
(
ぼうず
)
ッ
返
(
けえ
)
りの
田舎漢
(
いなかもの
)
の癖に
相場
(
そうば
)
も
天賽
(
てんさい
)
も気が
強
(
つえ
)
え、あれでもやっぱり取られるつもりじゃあねえ
中
(
うち
)
が
可笑
(
おかし
)
い。ハハハ、いい
業
(
ごう
)
ざらしだ。
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
こんな無分別な
頓痴奇
(
とんちき
)
を相手にしては吾輩の顔に係わるのみならず、引いて吾輩の毛並に関する訳だ。いくら、むずむずしたって我慢するよりほかに致し方はあるまい。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
この
頓痴奇
(
とんちき
)
めッ!
汝
(
うぬ
)
みてえな野郎がいるから、どこへ行ってもお艶さんが苦労をするんだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
頓痴奇(とんちき)の例文をもっと
(4作品)
見る
頓
常用漢字
中学
部首:⾴
13画
痴
常用漢字
中学
部首:⽧
13画
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
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