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強
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たつ
ふりがな文庫
“
強
(
たつ
)” の例文
嫌
(
きら
)
ひ鎌倉の
尼寺
(
あまでら
)
へ夜通の
積
(
つも
)
りにて行れるなり出入の
駕籠舁
(
かごかき
)
善六といふが
強
(
たつ
)
ての頼み今夜は
茲
(
こゝ
)
に泊られしなりと聞かぬ事まで
喋々
(
べら/\
)
と話すを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
強
(
たつ
)
ての頼みを
辭
(
こば
)
み難く、
態々
(
わざ/\
)
迎ひに來たと語るのであつたが、然し一言もお定に對して小言がましい事は言はなかつた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
去年使ふてやつた恩も忘れ上人様に胡麻摺り込んで、
強
(
たつ
)
て
此度
(
こんど
)
の仕事を
為
(
せ
)
うと身の分も知らずに願ひを上げたとやら、清吉の話しでは上人様に
依怙贔屓
(
えこひいき
)
の
御情
(
おこゝろ
)
はあつても
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
船橋氏は文部省に掛りの人を訪ねて、かう言ひながら
強
(
たつ
)
てその文章の取消を頼んだ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
夜叉王
強
(
たつ
)
て御所望とござりますれば……。
修禅寺物語
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
繼
(
つぎ
)
申度と
強
(
たつ
)
て申聞候故
村中
(
むらぢう
)
より
餞別
(
せんべつ
)
に
取集
(
とりあつ
)
め
遣
(
つか
)
はし候金子八兩二分を所持致し出立せしが
右
(
みぎ
)
金子
(
きんす
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
釧路は
裁縫料
(
したてちん
)
の高い所であれば、毎月
若干宛
(
いくらかづゝ
)
の貯蓄もして居たのを、此家の
主婦
(
おかみ
)
が人手が足らぬといふので、
強
(
たつ
)
ての頼みを拒み難く、手傳に來てからモウ彼是半年になると云つた樣な話で
菊池君
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
強
(
たつ
)
てにこ/\しようと思ふなら、その前に先づ
痘瘡
(
はうさう
)
にかゝらなくつちや……。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
釧路は
裁縫料
(
したてちん
)
の高い所であれば、毎月
若干
(
いくらか
)
宛の貯蓄もして居たのを、
此家
(
ここ
)
の主婦が人手が足らぬといふので、
強
(
たつ
)
ての頼みを拒み難く、手伝に来てからモウ彼是半年になると云つた様な話で
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
犯
(
をか
)
し行かれしとて思ふ如き鳥も
罹
(
かゝ
)
るまじ
先
(
まづ
)
今日は
罷
(
やめ
)
に致し玉へ手柄は何時でも
成
(
でき
)
る事と
押止
(
おしとゞ
)
めけれど思ひ
込
(
こみ
)
たる左京は更に聞き入れず思立しが吉日なり是非とも參りたしと
強
(
たつ
)
ての
懇望
(
こんまう
)
なれば
然程
(
さほど
)
に思はれなば兎も角もと手下の
小賊
(
せうぞく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“強”の解説
漢姓
強(きょう)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
強
常用漢字
小2
部首:⼸
11画
“強”を含む語句
強請
強情
強者
強面
強飯
強盗
強健
手強
強力
強奪
強直
勉強
強敵
強雨
気強
頑強
強張
強気
強烈
心強
...